2005年09月

2005年09月25日

小説「方向指示器」

 バンドが解散して「方向性の違いで」と言い訳するシーンを見かける。どうせ喧嘩別れだろうとバカにしていたが、今ならそれも解る気がする。

 4年前だったろうか。出版社から脱サラした僕達は、数人で小さな会社を立ち上げた。「大きな会社が真似できないようなタウン誌を作ろう」、それが夢だった。
細い路地の奥の居酒屋、夫婦が運営する小さなカフェ…小さな本だからできる細かい取材。企画はマニアックに、切り口も大胆に…。お堅い上司や口うるさいスポンサーが居ないからこそできる本だった。
 それなりに評価もされた。解ってくれるスポンサーも付いた。「こんな本を待っていた」という声も聞こえた。そして何より、本屋の売り上げランキングで上位に食い込んだ事さえあったのだ。

 思えば、あの頃が僕達のピークだったんだろう。自分たちの作るものに自信があった。誰も真似できない本だと誇りを持っていた。そんなに儲からなかったけど、でも純粋に楽しかった。、キラキラした想いを形にしたい…眠る時間さえ惜しく感じた。

 すこし軌道に乗った頃から…皆の想いは変わっていった。「失敗しないように」「反感を買わないように」「無難な方向に」…最初の気持ちが、少しずつ溶けて行く。会社の規模が大きくなるにつれ、「他には無い本を作ろう」という夢は「売れる本を作ろう」という方向へ向かっていった。
「売れたいんだよ…」。リーダーの搾り出すような声に、僕は目を伏せた。4年前の仲間たちは、確実に自分だけの道を歩んでいる。
何も間違いじゃない。誰も間違っちゃいない。君も。僕も。


 「方向性の違いで」。僕は今日、この会社を去る。いつも新鮮な空気を吸いたいから。貧乏でも、バカみたいに夢が見たいから。
「こんなだから嫁さん来ないんだろうな…」自嘲気味に笑い、空を見上げる。

ちょっと曇った空は高かった。


at 00:51|PermalinkComments(0) 小説 

2005年09月24日

秋は晩酌

秋だ。ついに秋がやってきた。
風は爽やか、虫の声も聞こえる。月も綺麗。

こんな夜は晩酌だ。最近のお気に入りはワイングラス
シャンパン買うお金は無いので、スパークリングワインなど爽やかでステキ。赤ワインもしっとりして良いよね。
銘柄にこだわってカッコつけてた時期もあったけど、安ワインでも楽しく飲めればいいのだ。

と、言うことでワインクーラーに氷を入れてワインを冷やす。今夜はうーちゃんも晩酌に付き合ってくれた…飲んでるのは水だが。
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秋深し 月と晩酌 虫の声


at 22:25|PermalinkComments(0) ヨタ話 

2005年09月23日

小説を書こう

自分は文章を書くのが苦手だ。
その割に、ライターまがいの仕事もするし、コピーライターだってやる。必要に迫られてなので、死ぬ思いで文章をひねり出しているのだ。

こんな私なので、もちろん小説も書けない。書いた事も、書こうと思った事も無い。

この間ふと思った。あれ?書いた事もないのに、何で書けないって決め付けてるんだろう?


小説書けたら楽しいよな。移動中でもパソコンあったら書けるし、思ったことをすぐ形にできる。

書いてみたいな。

書いてみよっかな。


・・・・と言うことで、ヘボ小説を書く気になったので、今後たまにブログで発表いたします。当然ながらド下手くそなので、温か~い目で見てやってくださいすいません

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目の前が 少し開けた 秋の空

at 22:00|PermalinkComments(0) 小説 

2005年09月22日

腕立て伏せ

妹たちバカップルが喧嘩中らしい。と言っても妹が一方的に何か怒っている。彼たんは温和なので、基本的に怒らない。

その理由がバカバカしい。
「腕立て伏せが何回できるか」で口論になったらしい。
どうも、妹が思う「成人男性が出来るであろう、腕立て伏せの回数」に、彼たんが届かなかったらしく、筋トレを強要した事から話がコジれたみたい。

「腕立て伏せ○○回出来るまで会わないからっ」
なんて、アッホウな事言うて電話を切っていただよ。アホだ。アホすぎる。

そこで興味がわいたので、腕立て伏せの平均回数をくぐってみたよ。
b8b51abc.jpg

これで見ると彼たん平均値だよ。さっさと謝って仲直りしろ。

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激デブは 腕立てしたら 腹がつく
↑私の事ではありません汗

at 11:47|PermalinkComments(0) ヨタ話 

2005年09月21日

効果音

CMを作る仕事をしている。最近はパソコンで全部作れちゃうから驚き。
イラストや写真を動かして映像を作るのはもちろんのこと、音の編集もやる。これが意外に面白い。

私はオタクなので、口パクとかはタイミングばっちり合わせるし、編集は1フレーム単位(1/30秒)まで細かくやる。
この感覚は普通のテレビ局の人達には無いみたいよ(普通の番組、長いからなぁ)。そう思うと、アニメ制作って本当に細かい世界だな。

それから、効果音も自分で作る。でも専門家じゃないので、効果音バンクなど持っていない。しかたないので、マイクで録る。
箱を叩いたりビンを転がしたり…何かの音を録って誤魔化せる時はいいんだけど…どうしても上手く音が作れない場合は「口でしゃべって」それを録音する。

この間は、風の音を「しゅわー」としゃぺって録音。今日は、人がシャカシャカ速く動くときの効果音を「キビキビッッ」と言って録った。

こんな物が公共の電波を流れるなんて…世も末だわ。

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パソコンで 素人さえも ディレクター


at 21:13|PermalinkComments(3) シゴト話