ペンでラクガキペン画に色を塗る

2010年07月30日

借りぐらしのアリエッティ

見てきました。

いろいろ賛否両論ありましょうが、とても良作でした。

テーマが薄いとか甘いとか、ストーリーが無いとか言われてもいますが、あれはあれで良いかと。

ジブリの良い所が、宮崎監督のDNAみたいなのが、しっかり受け継がれたような気がする作品でした。
トトロと、魔女の宅急便と、耳をすませばを足して3で割った感じです。

「生きていくのは大変だ。みんな頑張って生きてるんだ」というテーマを素直に素朴に、美しい絵で丁寧に描いてありました。
虫や小動物、小さな生き物も「生きてるんだな」と思わせました。

「マイベストジブリ」になるような作品では、確かに無いと思います。
でも「あぁいいモン見させてもらったな」というほんわかとした後味があります。

「ちゃんと声優を使えよ」といつも言われてる、俳優の声優陣も意外に良かったですよ。
特に主人公たち。声色を使って大人が子供の声を出しているわけではない、リアルな思春期の声でありました。


少し前のジブリの、良い世界観が出ている良作であったと。私はオススメです。


araland at 23:28│Comments(2)TrackBack(0) オタク話 

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この記事へのコメント

1. Posted by ricky   2010年08月18日 19:38
アリエッティー・・・観てきました。

不自然だったのが、お母さん・・ちょっと老けてるぞ!アリエッティーのお母さんの割には・・

実は、実のお母さんではなかった・・とか、そこから過去が明かされるとか・・男の子の母親との関係とか、母親が小人を見たエピソードとか・・モチーフはいくらでもある・・

宮崎監督が子供の頃から構想を練った割には、・・もうひとひねり!そこが巨匠との差なのかな・・

そうだね~・・瀬戸内海で一人こもって構想を練る・・究極まで追い詰めたときに何かが生まれるのだな・・何かが・・

心に響く「何か」を表現できたとき、名作になります。
2. Posted by 山吹あらら   2010年08月23日 11:21
お母さん、不美人でしたし、すごい似てない親子ですよね。やはり育ての親なのかしら。

アリエッティー、そりゃもう浅くてストーリーも深くないと思いますよ~。
これが「マイベストジブリ」になる人は、ほとんど居ないんじゃないかと思われる。

巨匠の宮崎監督ですら人気のない作品を作るときもあるので、私は「初回なのに良くできてる」と思いました。
絵の美しさと細部への拘り、見た後の「ほんわか感」はジブリクオリティーを感じました。

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